建物は築四十数年の木造二階建て元印刷工場で間口二間半、奥行き六間の直屋です。
一階を作業場とし、二階は二世帯の住まいとなっていました。 間取りは六畳間と三畳間に台所で、元々風呂はなく、北側の台所に後から据付けたユニットバスが置かれていました。

既存図

既存の床は主に本畳敷、台所はシート張りでした。壁は塗り壁で、水周り部は化粧版が張られています。 和室の天井は竿縁天井となっていました。 外壁はモルタルに塗装がされています。外部建具は木製からアルミサッシに交換されていました。 屋根はセメント瓦葺き。 電気は各世帯15Aの容量しかありません。
計画では各居室の壁を取り払ってワンルームとし、二世帯の水周りを一つに集約して移設します。 工事初日は建具をはずして、間仕切を撤去しました。